移植免疫学
オックスフォード大学博士課程留学中よりライフワークとなったものです。国内留学や海外留学の同僚に恵まれ、楽しく実験を行っています。
留学時からの興味は 移植免疫と免疫制御細胞の関わりです。
最近の興味は 脳が免疫系に及ぼす影響です。
一般向けには 「心と免疫」 がわかりやすいテーマです。
オペラをマウスに聴かせて、マウスのお腹に移植された心臓が拒絶されませんでした。また漢方の臭いでも同様の効果がありました。
こんな面白い、でも一般臨床医はなんとなく感じ取っている経験(心の持ちようで病気の経過は変わる)を実験で証明し、2013年イグノーベル賞を受賞しました。